え、前からあったよね?
と言う野暮なことは言わないでください・・・
そうです、前から(今年から)ありました。
今まではひっそりとご紹介しておりました【岡山仕立て】
岡山仕立てって何か特殊なデザインなの?
何が違うの?
と気になっている方もいるかもしれませんが正式に”メイングレード”に迎え入れましたってお話です。
いわゆる看板商品ってやつですね。
この業界に早10年。まだまだ知らない工房との出会いがあったり導入を悩んでいるスタイルがあったりと今後もテーラーペレオンの進化は止まることがなさそうです。
では新しく迎えいれました岡山仕立てのご紹介です。
新グレード
岡山仕立てについて
2020年の立ち上げ時からよりハイクオリティのスーツをご提供できるよう様々な工場との新規取引を検討しておりましたが、2023年ようやく地元岡山の名工房と契約を交わすことが出来、この度【岡山仕立て】というグレードを新設いたしました。
旧工場との違いについては企業秘密が多く細かな表現が難しいところはありますが、シンプルに「美しく」「優しく包み込む着心地」
この2点はすでにご案内・お仕立ていただいたお客様より高い評価をいただいております。
その他、スーツがお好きな方でしたらよくわかるポイントですが
- 日本初IACDE三ツ星認定工場
- しっかりとクセ付けした一枚襟で富士山のような美しい襟ののぼり
- 工房独自の前肩処理により前肩の空間をしっかりと確保
- 肩イセ、逆たまご型のアームホールで心地よい肩回り
- バストや肩甲骨周りをアイロンワークで立体的に
- ボタンはすべて手付け、裏地も一部手まつり
ディティール面では【AMFステッチ、本水牛、キュプラ裏地、お台場仕立て】などは標準装備です。
※一部生地や着用スタイルによってAMFステッチ、本切羽、お台場仕立てを入れない場合がございます。
では実際の仕立て上がりのお写真です。
イタリアンモデル
ブリティッシュモデル
いかがでしょうか。
最近ではハンドメイドに注目が集まり手縫いの味わいをふんだんに感じられるものが増えておりますが岡山仕立ては真逆。
マシンの技術を最大限まで引き出し精巧な美しさを生み出すスーツではないかと思います。
もちろんマシンだから気心地が固いのではないか?と言う疑問は先に述べた「優しく包み込む着心地」と表現したように心配ご無用。
職人の腕に頼る部分も要所で取り入れ柔らかさも兼ね備えております。
手縫いの心地良さをいかにしてマシンで再現するかを徹底的に研究し、アイロンワークとの掛け合わせにより非常に素晴らしいモノづくりをされる工房だなというのが店主の感想です。
その分、価格も一般的な格安オーダーよりは高価ですがその価格差を埋めてくれるだけの良さがここには詰まっています。
岡山仕立て価格一覧
メインとなる価格一覧になります。
スタンダードグレードから考えるとプラス1.5万円~3万円で岡山仕立てを堪能できます。
※Gランクを超える生地は別途お問い合わせください。
ブランドマップ
各ブランドのプライスレンジ
メインブランドのおおよその価格帯がわかるようにマップをご用意しました。
目安になるため在庫状況によってハイブランドの生地でもAランクやBランクでご案内している生地やビンテージ生地の仕入れも可能です。
詳しくは店頭またはLIMITEDコーナーをご覧ください。
サイズスペックについて
サイズスペックの一部を公開します。
表以外のサイズや記載のサイズからも寸法の調整はもちろん様々な補正を入れることが可能です。
遠方で来店が難しい方にはズームなどでフィッティングも可能です。